【ボードゲーム】パンデミック 新旧比較

パンデミック
このゲームは協力型ゲームというものでプレイヤー同士協力してボードゲームに勝利することを目的とします。
絶版となった旧版『パンデミック』と現行の新版『パンデミック:新たなる試練』があり、この二つの違いを見てみようと思います。

新旧比較

どちらもホビージャパンから発売された日本語版で比較していきます。
デザイナー:マット・リーコック(Matt Leacock)

基本セット

旧版『パンデミック』

2009年8月発売

新版『パンデミック:新たなる試練』

2013年7月発売

なんか新版は海外ドラマちっくになったような。
そしてキャッチコピーが、
旧版「人類の命運は君たちの手にゆだねられている!」
新版「君たちは人類を救えるだろうか?」
一つ大きな違いがあり、対象年齢が旧版では10歳以上だったのが新版では8歳以上に変更になっています。

拡張セット

旧版『絶対絶命』

2009年8月発売

新版『迫りくる危機』

2014年8月発売

旧版と新版で名前が変わりましたが拡張内容は同じです。
新版は基本セットと同じ箱のサイズですが、旧版はちょっと小さい箱です。
追加されるチャレンジは、「猛毒株」、「変異種発見」、「バイオ・テロリスト」。
この拡張を追加することでプレイ人数が5人までになるのもどちらも同じです。

ゲームボード

旧版

新版


新版のアウトブレイクマーカーを置くところが形に合わせて手裏剣型になっています。
なぜか治療薬の発見の病原体の並びが変わっています。

プレイヤーコマ


左側の少し大きめで木製のコマが旧版。右側の少し小さめでプラスチック製のコマが新版。

調査基地


左側の少し小さめで木製のコマが旧版。右側の少し大きめでプラスチック製のコマが新版。
旧版の箱には調査基地:5個となっているがマニュアルには調査基地:6個となっています。

病原体コマ


左側の少し大きめで木製のコマが旧版。右側の少し小さめでプラスチック製のコマが新版。

治療薬マーカー


左側の丸い紙製が旧版。右側の瓶の形をしたプライチック製が新版。
見た目も素材も新版の方がいいかな。

治療薬マーカー(根絶側)


左側の丸い紙製が旧版。右側の瓶の形をしたプラスチック製が新版。
ゲーム中治療薬を発見したあと、その病原体がボード上からなくなった場合にその病原体が根絶したということで治療薬マーカーをひっくり返すとこうなります。
ちなみに旧版のマークはマニュアルによると日没です。

余談ですが。。。

最終的に治療薬マーカーは拡張『科学の砦』ではこうなります。

アウトブレイクマーカー、感染率マーカー

アウトブレイクマーカー

左上の丸い紙製が旧版。右上の手裏剣型のプラスチック製が新版。
アウトブレイクマーカーが手裏剣型になったおかげで感染率マーカーとの違いがわかりやすくなりました。

感染率マーカー

左下の丸い紙製が旧版。右下の丸いプラスチック製が新版。

ペトリ皿


それぞれの拡張セットに入っているペトリ皿。
左側の大きいのが旧版。右側の小さいのが新版。
旧版では5つの病原体用とプレイヤーコマ、調査基地用の6つのペトリ皿がついています。
新版は5つの病原体用だけです。
(私のセットには画像にある蓋だけがもう1つ入っていました)

役割カード


左側が旧版の表裏。右側が新版の表裏。
どちらも[科学者]を選んでみました。
新版の外箱にいたセンターの人が科学者だったようです。

プレイヤーカード


上段が旧版。下段が新版。
左から、エピデミックカード、イベントカード、都市カード、裏。
イベントカードはどちらも[静かな夜]。
都市カードはどちらも[東京]。
新版ではフチなし印刷の様になって見やすくなったような気がします。

感染カード


上段が旧版。下段が新版。
どちらも[東京]です。

比較してみて

新版になって箱の大きさが統一されたり、紙製マーカーがプラスチック製になったり、視認性が上がったりと正当進化したように思います。
これから購入を考えている人は新版の方が良いでしょう。拡張も多いですから。

パンデミックシリーズ

日本語版として以下のものがあります。

  • パンデミック(Pandemic)
  • 絶体絶命(Pandemic: On The Brink)

旧基本シリーズ

  • パンデミック:新たなる試練(Pandemic)
  • パンデミック:迫りくる危機(Pandemic: On The Brink)
  • パンデミック:科学の砦(Pandemic: In The Lab)
  • パンデミック:緊急事態宣言(Pandemic: State of Emergency)

新基本シリーズ

  • パンデミック:完全治療(ザ・キュア)(Pandemic: The Cure)

ダイスゲームになったパンデミック。
日本語版では拡張はまだ出ていません。

  • パンデミック:レガシー シーズン1(Pandemic Legacy: Season 1)
  • パンデミック:レガシー シーズン2(Pandemic Legacy: Season 2)

世間を騒がせた一回しか遊べないレガシーシステムを採用したパンデミック。
一回しか遊べないといっても最低12回ゲームをしてこのゲームの一回分です。

  • パンデミック:クトゥルフの呼び声(Pandemic: Reign of Cthulhu)

パンデミックシステム+クトゥルフ神話。

  • パンデミック:イベリア(Pandemic: Iberia)
  • パンデミック:ライジングタイド(Pandemic: Rising Tide)

リミテッドコレクターズエディションシリーズ。

  • パンデミック:接触感染(Pandemic Contagion)

今度はプレイヤーが病原体!
デザイナーはマット・リーコックじゃないし、協力ゲームでもないパンデミック。

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